ミニ盆栽の楽しみ方。初心者でも楽しめるミニ盆栽

ミニ盆栽の楽しみ方。初心者でも楽しめるミニ盆栽

ミニ盆栽と観葉植物の違い

ミニ盆栽の楽しみ方を知る前に、ミニ盆栽と観葉植物の違いがわかっていると楽しみが倍増します。
観葉植物との違いは育てていく際に。植物の全体が大きくなってきて植え替える場合に鉢の中に根が縦横無尽に乗り巡らされています。多少の根を整理するとしても、観葉植物は一回り大きな鉢に植え替えますが、盆栽は、同じサイズの鉢、ミニ盆栽の場合は更に小さい鉢、浅い鉢に植え替えます。そのまま育てて、植え替えを繰り返し、徐々に小さい鉢と樹木とのバランスを合わせていきます。

更に、ミニ盆栽と観葉植物の違い

観葉植物は、緑がたくさん茂り花もたくさん咲き、実がたわわに実り、大きく楽しむのに対し、盆栽では、侘び寂びといった日本的な考え方で、小さな空間でミニチュアとしても楽しむため、少ない花、少ない枝、少ない実でも、極小の空間の中で最小限の自然を最大限にも小世界として楽しみます。

育む楽しみ方のミニ盆栽

盆栽は植物ですので、生きています。動物とは違いますが植物なりの成長過程があります。幼年期、青年期、壮年期があり、老年期もあります。
国や県が指定した天然記念物の1000年も生き続けている老年期の樹木を保護する木のお医者さんがいます。
種から育てたり、園芸店、盆栽店でお手頃価格で購入した苗の樹木は幼年期です。これからじっくり育ってく大木にもなる樹木です。元気に健康に育っ育ために樹木にとって日当たり、用土など心地よい環境を作ってあげてください。
この時期は緑色の幹も木の色になりますが、まだまだ、枝のような細さの幹です。元気に育っていき、枝をたくさに出させて葉をたくさん茂らせ、木としてボリュームが出るように育てていきます。日頃の育ち方をよく観察し樹木をイケメンまたは、アイドルに育てていく時期の楽しみ方です。

創る楽しみ方のミニ盆栽

草から木になり、幹から枝が複数に色々な方面に伸び、樹木の雰囲気を備えてイケメンに育った盆栽は青年期の入り口に当たります。
ここから樹形を創る段階に入ります。もちろん成長は青年期ですので今までより成長度合いが増していきます。育てながらも枝の伸びる方向を予想して、大きくそだてたり、抑制したりして樹形を整えていきます。
ある程度成長してしまうとできない針金を使用して大胆にバランスを整えることができるのもこの時期ならではです。毎年植え替えのたびに角度を変えて植え替えて幹の伸び方に変化をつける方法もあります。
育てながら樹形のバランスを創りミニ盆栽を美しい形にしていくともミニ盆栽の楽しみ方です。

飾る楽しみ方のミニ盆栽

大きな鉢の観葉植物とは違い、片手で持ち運びのできる小さな鉢で育てるミニ盆栽は昼は日光の当たる場所、夜に室内と移動が楽なのでお部屋のインテリアのアクセントとして大活躍します。
室内でもリビングにキッチン、玄関、色々なところに飾って楽しめるのが小さい鉢のいいところです。食卓に置いて、ビールを飲みながらのミニ盆栽も格別です。暮らしに彩りを添えるミニ盆栽。飾って鑑賞する、お部屋を華やかにする、そんな空間がミニ盆栽の飾る楽しみ方です。

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