ウメモドキ(梅擬)

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ウメモドキ
梅擬 モチノキ科/落葉低木

木の特徴
本州から九州に分布し、可愛らしい実つきの良い木です。葉の脇に淡い小さな花をつけます。雌雄異株で雄木と雌木の両方を近くに置かないと受粉せず、実がつきません。古くなるほど枝打ちも細かくなります。9月から年明けまでの長い期間、色の変化を楽しめる実は、赤身のほか黄実、白実の品種もあります。雌木だけで結実するダイナゴン、矮小種のコショウウメモドキも人気があります。
俳句の季語は秋になります。

水やり
夏の高温期は朝か夕方に水をあげます。水切れを起こすと夏に実つきが悪くなったり、秋に実が落ちたり、翌年の花芽が付かなくなりますので注意が必要です。

施肥
4〜5月に玉肥を施します。

植え替え
根の育成が旺盛なので、毎年3月に基本用土で植え替えます。

作業

芽摘み
葉が5〜6枚になったら、先端を摘んで枝を出させ、細かい枝を作っていきます。

交配
6月に雄木の花に花粉でいっぱいになります。花を筆や綿棒で触って花粉を取り、雌木の緑色のめしべにこすりつけます。人工授粉させることで確実に結実させせることができます。受粉が終わった花は花弁が落ちるため受粉したことがわかります。

剪定
若木のうちはひこばえがよく伸びるので、見つけ次第、つけ根から切り除きます。
花は葉の脇にできます。毎年剪定を繰り返し細かい枝をたくさん出させることが実を多くつけるコツです。

摘果
ずっと見ていたいところですが、お正月を過ぎたら、翌年の生長のため実を摘み取ります。

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