- 2019.05.02
ミニ盆栽をすくすく育てる管理場所
育てる場所を間違えると季節外れに紅葉してしまいます。 ミニ盆栽は植物ですので、水と日光で育ちます。熱帯雨林の植物や極寒の植物でない限り、日本の植物なら四季が遺伝子に組み込まれているため外で育てるのが基本です。2019年は埼玉県レイクタウンでのカエデの芽がで始めたのは、3月上旬です。 両端の鉢のミニ盆栽は4月の時点で順調に育っていますが、真ん中の鉢は1月のまだ寒い時期に室内に入れ、2ヶ月間育て芽を出 […]
育てる場所を間違えると季節外れに紅葉してしまいます。 ミニ盆栽は植物ですので、水と日光で育ちます。熱帯雨林の植物や極寒の植物でない限り、日本の植物なら四季が遺伝子に組み込まれているため外で育てるのが基本です。2019年は埼玉県レイクタウンでのカエデの芽がで始めたのは、3月上旬です。 両端の鉢のミニ盆栽は4月の時点で順調に育っていますが、真ん中の鉢は1月のまだ寒い時期に室内に入れ、2ヶ月間育て芽を出 […]
ミニ盆栽のいいとこ取り 1つの鉢で複数の個性のある植物を楽しむ、1粒で2度も3度も楽し無用に鑑賞できる、幕の内弁当や1日フリーパスのように欲張りな盆栽を寄せ植えと言います。また違う目的になりますが、1本の樹木だとボリュームが足りなく見栄えがどうしようも無い場合に、複数の種類の植物を1つの鉢に植えることも寄せ植えと言います。寄せ植えは他にも上部には枝と葉にボリュームがあるのに根元が寂しい場合には、背 […]
ミニ盆栽もお化粧すると美人になります 化粧砂とは盆栽鉢の土の表面に、敷き詰める砂の事です。赤玉の土は小粒を使用しても玉の大きさが気になる場合があります。そういう時は綺麗な細かい砂で化粧をするように表土を覆い隠します。 化粧砂を使用することで、細かい化粧砂によりミニ盆栽の大木の雰囲気が出ることと、明るい雰囲気や、落ち着いた雰囲気を出せる役割もあります。さらに、色の対比でコケを華やかに見せたり、緑の葉 […]
盆栽の手引書、育て方の本を読んでいると、日頃聞きなれない盆栽特有の言葉が出てきます。よく使われるものと各部分の見所をご紹介していきます。 一の枝(いちのえだ) 根元から一番近いところから伸びる枝の事で、長く太いほど安定して本格的な盆栽に見えます。この枝から幹の先端まで伸びる順番にニの枝、三の枝と呼びます。根元から枝を左右に出しながら上に伸びるに連れてだんだんと細くなり様が理想とされ、幹のこけ順が良 […]
花ものや実ものは花の数が減ってしまうので、開花母枝(かいかぼし)[花芽から次の枝を伸ばして花を咲かせる枝のこと、また結実する枝のこと]の芽摘みは花と実の鑑賞ため行いませんが、葉ものは放置しておけば樹形が乱れてしまうため、芽摘みが必要です。早春に新芽が次々に芽吹いてきます。その時期から作業は始まっています。最初に芽吹く一番最初の芽は冬に蓄えていた分、の昼力強いため勢いが強いので、そのまま放っておくと […]
ミニ盆栽の水やりの意味合い ミニ盆栽は植物ですので、根から水を吸収して育ちます。ミニ盆栽に水を補給する水やりは水分の他に鉢の内部の空気の入れ替えて根に新鮮な空気を送ると共に栄養分を補給する意味合いもあります。 植物は水と太陽で命を繋いでいます。大きな鉢の盆栽は毎日、水を与えなくても大丈夫ですが、鉢の小さいミニ盆栽は冬場以外は毎日、水を与えてください。鉢の表土が完全に乾く前に水を与えます。注意が必要 […]
ミニ盆栽は開運の縁起物? 縁起が良いことから、お正月の飾りや、お祝いのおめでたい場の飾りには「松竹梅」が使用されてきました。松竹梅とは、「松」「竹」「梅」で和食のメニューや日本酒メーカーの社名にもなっているためよく耳にするのではないでしょうか?この松竹梅は歳寒三友(さいかんのさんゆう)は、中国の宋の時代(960年 – 1279年)の文人画で好まれて描かれた画題からきています。冬でも力強 […]
身近に春夏秋冬を感じるミニ盆栽 厳しい寒さの冬が終わり、春の訪れを知らせる芽吹き、眩しい生命力を見せる新緑、色気を醸し出す紅葉、自然の厳しさをむき出しにする裸木…………と四季の移り変わりの自然美を見せてくれる身近な自然のミニ盆栽。ミニ盆栽は季節毎に違う姿を見せてくれる自然美は春夏秋冬の四季を身近に感じさせてくれる、人生を豊かにしてくれる、日々の生活を魅力的にしてくれるアイテムです。 身近に緑を置い […]
ミニ盆栽の剪定とは ミニ盆栽は植物で生きているので、盆栽を長く育てていけば木が大きくなり、枝が伸びるのは当たり前のことです。ちょっと手入れをしないでそのままにしておけば人間の頭髪のように、枝が伸び放題になってしまいます。植物は日光を求めて葉と枝を広げて伸ばしていきます。鉢が小さいため、大きくなりにくい環境ですが、そのまま伸び放題にしておけば整った樹形が変わり、間延びした部分ができバランスが悪くなっ […]
忌み枝(いみえだ)とは 盆栽が順調に成長していけば枝が伸びるのは当然のことです。当たり前に伸びて行く枝を小さく、そして、大木の雰囲気の風格を演出していくために、ところどころ枝を短く切っていくのが盆栽です。 美しい樹形のため、勢いの強い枝を切り、全体のバランスを整えます。 その枝の中で、盆栽の樹形バランスを悪くする枝を忌み枝と言います。盆栽は枝の出る順番が樹形全体のバランスを決めるので、美しさを損な […]
挿し木で根を出させよう 盆栽をはじめ、植物を増やす方法は種から芽を出して生長する実生(みしょう)のほかのに、挿し木や取り木、接木で増やす方法もあります。桜のソメイヨシノは親木と同じ性質にするため接木のみで増やします。ガーデニングの園芸種でも挿し木で増やせる種類が多くあり、盆栽も植物ですので挿し木で増やす方法は一般的でポピュラーな方法です。特長として実生ほど時間がかからないで増やせる方法が挿し木です […]
ギンゴケ 日向/カサゴケ科 サイズ 茎の長さ 1センチ程度 生息地域 日本全国各地 生息場所 市街地、道路のはじ 特徴 日当たりの強いところや古いものは銀色っぽくなる事から名付けられています。 ギンゴケは都会のアスファルトの隙間などの過酷な環境で育つだけあって乾燥に非常に強い特徴をもっています。
ハマキゴケ 日向/センボンゴケ科 サイズ 茎の長さ 1センチまで 生息地域 九州から本州 生息場所 コンクリートの塀、溝、石垣、石灰質を含む場所に群生 特徴 乾燥したところを好むコケです。 乾燥するとくるくると葉を巻き黒っぽくなります。
ホソウリゴケ 日向/カサゴケ科 サイズ 茎の長さ 1.5センチまで 生息地域 日本全国各地 生息場所 市街地のコンクリートやアスファルトの隙間 特徴 コケ盆栽でよく使用される種ねいです。 ギンコゲに似ています、朔がギンコゲのようには垂れ下がりません。
スナゴケ 日向/キボウシゴケ科 サイズ 茎の長さ 3-5センチ程度 生息地域 日本全国各地、九州から北海道まで分布します。 生息場所 日当たりよく、湿った場所。岩や石垣などの上に群生します。 特徴 上から見ると小さな星を散りばめた形をしています。 コケの中では乾燥に強い種類です。直射日光に強いため屋上緑化用の苔に使用されています。 コケの中では夏の暑さ、強い日差し、冬の寒さにも強いタフなコケです。
ハイゴケ 半日陰/ハイゴケ科 サイズ 茎の長さ 5〜10センチ 生息地域 北半球の広い範囲に分布し、日本全国各地、沖縄から北海道~まで分布 生息場所 平地の日当たりの良い土の上、木の根元など 育成方法 木漏れ日程度の日光が当たる半日陰のような、日光が当たる場所に自生します。湿度を保って育てることが重要です。直射日光が当たってしまうと乾燥で枯れてしまいます。 特徴 コケの中では丈夫で育てやすく、園芸 […]
樹木の形は性質と環境で決まります 絶えず強い風が吹き続ける海岸沿いの断崖絶壁に生き一方向に枝を伸ばす、吹き流しの樹形の黒松、周りの木よりもちょっとでも高くなるように光を求めまっすぐに天に向かって伸びる直幹の樹形の杉と自然に生きる木の樹形は様々です。 樹木の形はその種がもともと持っている性質のものと、成長していく過程の環境によって形作られていくものがあります。 性質で作られる形の代表として、スギやモ […]
ミニ盆栽の鉢 盆栽の鉢のことを盆器とも言いい、盆栽にとって鉢は脇役と思いがちですが、主役といってもいいほど大切な要素になります。 植物と盆器の調和で、植物と盆器の両方が素敵になります。樹木や草の形状や色彩に合わせて鉢選ぶことを「鉢合わせ」、樹木と鉢のバランスのことを「鉢映り」と言います。お気に入り鉢を見つけたら鉢に合わせて植物を選ぶ楽しみ方もあります。 盆栽の盆器は大きさ、形、色、質感、材質と様々 […]
ミニ盆栽、こだわりの道具 ミニ盆栽の魅力に片脚を突っ込んでしまい、百均で揃えた道具では物足りなくなり、もっと特別感のある道具が欲しくなってしまった方にとって、盆栽を趣味にするということはこの上なくぴったりの嗜好を見つけたことでしょう。 盆栽の道具には元々ご年配の男性の趣味ということで、こだわりの銘品があり、価格というものの概念が崩れています。 お金糸目をつけないときりが無くなります。しかし、こだわ […]
ミニ盆栽とコケは相思相愛 ミニ盆栽とコケの相性は抜群です。ミニ盆栽もコケも相乗効果で素晴らしい景観を見せてくれます。コケの細やかさにより樹木の大木の雰囲気が演出でき、年月のたった古木の壮大さが醸し出されます。小さい緑色で可愛らしいミニ盆栽を引き立ててくれる植物のコケ。一般的に苔と呼ばれますが、学術的には蘚苔類、蘚苔植物と呼びます。その種類は世界中で約2万種が記録され、日本では約2500種が生息して […]