- 2019.03.02
ミニ盆栽の部分的な名称と見所
盆栽の手引書、育て方の本を読んでいると、日頃聞きなれない盆栽特有の言葉が出てきます。よく使われるものと各部分の見所をご紹介していきます。 一の枝(いちのえだ) 根元から一番近いところから伸びる枝の事で、長く太いほど安定して本格的な盆栽に見えます。この枝から幹の先端まで伸びる順番にニの枝、三の枝と呼びます。根元から枝を左右に出しながら上に伸びるに連れてだんだんと細くなり様が理想とされ、幹のこけ順が良 […]
まごころミニ盆栽 お気軽に遊ぶミニ盆栽入門
盆栽の手引書、育て方の本を読んでいると、日頃聞きなれない盆栽特有の言葉が出てきます。よく使われるものと各部分の見所をご紹介していきます。 一の枝(いちのえだ) 根元から一番近いところから伸びる枝の事で、長く太いほど安定して本格的な盆栽に見えます。この枝から幹の先端まで伸びる順番にニの枝、三の枝と呼びます。根元から枝を左右に出しながら上に伸びるに連れてだんだんと細くなり様が理想とされ、幹のこけ順が良 […]
花ものや実ものは花の数が減ってしまうので、開花母枝(かいかぼし)[花芽から次の枝を伸ばして花を咲かせる枝のこと、また結実する枝のこと]の芽摘みは花と実の鑑賞ため行いませんが、葉ものは放置しておけば樹形が乱れてしまうため、芽摘みが必要です。早春に新芽が次々に芽吹いてきます。その時期から作業は始まっています。最初に芽吹く一番最初の芽は冬に蓄えていた分、の昼力強いため勢いが強いので、そのまま放っておくと […]
ミニ盆栽の水やりの意味合い ミニ盆栽は植物ですので、根から水を吸収して育ちます。ミニ盆栽に水を補給する水やりは水分の他に鉢の内部の空気の入れ替えて根に新鮮な空気を送ると共に栄養分を補給する意味合いもあります。 植物は水と太陽で命を繋いでいます。大きな鉢の盆栽は毎日、水を与えなくても大丈夫ですが、鉢の小さいミニ盆栽は冬場以外は毎日、水を与えてください。鉢の表土が完全に乾く前に水を与えます。注意が必要 […]
ミニ盆栽は開運の縁起物? 縁起が良いことから、お正月の飾りや、お祝いのおめでたい場の飾りには「松竹梅」が使用されてきました。松竹梅とは、「松」「竹」「梅」で和食のメニューや日本酒メーカーの社名にもなっているためよく耳にするのではないでしょうか?この松竹梅は歳寒三友(さいかんのさんゆう)は、中国の宋の時代(960年 – 1279年)の文人画で好まれて描かれた画題からきています。冬でも力強 […]
身近に春夏秋冬を感じるミニ盆栽 厳しい寒さの冬が終わり、春の訪れを知らせる芽吹き、眩しい生命力を見せる新緑、色気を醸し出す紅葉、自然の厳しさをむき出しにする裸木…………と四季の移り変わりの自然美を見せてくれる身近な自然のミニ盆栽。ミニ盆栽は季節毎に違う姿を見せてくれる自然美は春夏秋冬の四季を身近に感じさせてくれる、人生を豊かにしてくれる、日々の生活を魅力的にしてくれるアイテムです。 身近に緑を置い […]
ミニ盆栽の剪定とは ミニ盆栽は植物で生きているので、盆栽を長く育てていけば木が大きくなり、枝が伸びるのは当たり前のことです。ちょっと手入れをしないでそのままにしておけば人間の頭髪のように、枝が伸び放題になってしまいます。植物は日光を求めて葉と枝を広げて伸ばしていきます。鉢が小さいため、大きくなりにくい環境ですが、そのまま伸び放題にしておけば整った樹形が変わり、間延びした部分ができバランスが悪くなっ […]
忌み枝(いみえだ)とは 盆栽が順調に成長していけば枝が伸びるのは当然のことです。当たり前に伸びて行く枝を小さく、そして、大木の雰囲気の風格を演出していくために、ところどころ枝を短く切っていくのが盆栽です。 美しい樹形のため、勢いの強い枝を切り、全体のバランスを整えます。 その枝の中で、盆栽の樹形バランスを悪くする枝を忌み枝と言います。盆栽は枝の出る順番が樹形全体のバランスを決めるので、美しさを損な […]
挿し木で根を出させよう 盆栽をはじめ、植物を増やす方法は種から芽を出して生長する実生(みしょう)のほかのに、挿し木や取り木、接木で増やす方法もあります。桜のソメイヨシノは親木と同じ性質にするため接木のみで増やします。ガーデニングの園芸種でも挿し木で増やせる種類が多くあり、盆栽も植物ですので挿し木で増やす方法は一般的でポピュラーな方法です。特長として実生ほど時間がかからないで増やせる方法が挿し木です […]
ミニ盆栽の鉢 盆栽の鉢のことを盆器とも言いい、盆栽にとって鉢は脇役と思いがちですが、主役といってもいいほど大切な要素になります。 植物と盆器の調和で、植物と盆器の両方が素敵になります。樹木や草の形状や色彩に合わせて鉢選ぶことを「鉢合わせ」、樹木と鉢のバランスのことを「鉢映り」と言います。お気に入り鉢を見つけたら鉢に合わせて植物を選ぶ楽しみ方もあります。 盆栽の盆器は大きさ、形、色、質感、材質と様々 […]
ミニ盆栽、こだわりの道具 ミニ盆栽の魅力に片脚を突っ込んでしまい、百均で揃えた道具では物足りなくなり、もっと特別感のある道具が欲しくなってしまった方にとって、盆栽を趣味にするということはこの上なくぴったりの嗜好を見つけたことでしょう。 盆栽の道具には元々ご年配の男性の趣味ということで、こだわりの銘品があり、価格というものの概念が崩れています。 お金糸目をつけないときりが無くなります。しかし、こだわ […]
ミニ盆栽とコケは相思相愛 ミニ盆栽とコケの相性は抜群です。ミニ盆栽もコケも相乗効果で素晴らしい景観を見せてくれます。コケの細やかさにより樹木の大木の雰囲気が演出でき、年月のたった古木の壮大さが醸し出されます。小さい緑色で可愛らしいミニ盆栽を引き立ててくれる植物のコケ。一般的に苔と呼ばれますが、学術的には蘚苔類、蘚苔植物と呼びます。その種類は世界中で約2万種が記録され、日本では約2500種が生息して […]
盆栽の歴史、盆栽の始まりは? 盆栽の盆は器、鉢のこと、栽は植物を植えることです。盆栽は日本の伝統文化のようなイメージがありますが、盆栽という名称で呼ばれることになったのは、江戸時代の終わり、明治のちょっと前で比較的最近のことです。盆栽の前は盆山(ぼんさん)と呼ばれていました盆栽の原型はそれ以前よりあります。盆栽の起源は中国です。盆栽という形態は農業、園芸の発達の後になるため、いつからが始まりかはは […]
暑さ寒さの厳しい時だけちょっといたわりましよう 樹木は一度根を張ると自然の中では移動できません。生えた場所の条件と環境に適応して生存競争に勝ち抜き、自らのテリトリーを確保していきます。 自然界では、夏の乾燥対策として根を広い範囲に広げることで効率的に水分を吸収し、冬には糖分や脂肪を木に養分として蓄え氷点下になっても樹木を凍らせることなく厳寒の冬を超えています。 それを考えると自然の樹木も厳しい環境 […]
樹木と鉢の相性を楽しむ 盆栽で木と鉢のバランスをとることを「鉢映り」といいます。鉢映りのよさがよい盆栽の条件の1つとされています。年代物だったり、有名な作家の作品の高価なもだけがよい鉢で、それ意外は樹木に合わないということはありません。お手頃価格の鉢でも樹木と鉢のバランスがぴったり合えば、素晴らしい盆栽になります。陶芸が趣味の方はご自身で盆栽鉢を作ってもいいでしょう。樹木に合う鉢を探すのも一つの愉 […]
まずは道具から? ゴルフでもスノボでもまず形からということで道具を揃えてしまってからスタートした方が追い込めるので上達するというように、まず、道具から揃えるという方も良い始め方ですが、ミニ盆栽は自分追い込む必要はないので、お金をかけず必要になったら購入するという方法でも十分です。 ミニ盆栽という趣味は仲間内の付き合いでも、接待のおもてなしでもなく、自分一人で育てて、鑑賞して楽しむ趣味です。道具に高 […]
必要以上に肥料を与えることはよくありません 植物は水と太陽から栄養を得ています。水分が補給され、しっかり陽の光を浴びていれば、盆栽は肥料を与えなくてもまず枯れることはありません。しかし、小さな鉢で用土の量を制限され少なく、水やりの回数も多いため養分が流れやすいので肥料を与えて栄養をつけてあげることで栄養素の補給になり、確実に花が咲き、実も付けることになります。 盆栽で使う市販の用土には、栄養分はほ […]
ミニ盆栽に必要なのは水と光です ミニ盆栽の生長に不可欠なものは、水と太陽です。樹木は根が地中を張り巡り水分を吸収し、養分を地上部に送ります。地上部では太陽の光での光合成で葉緑素の働きで幹、枝、根と植物の体全体を成長、形成させていきます。ミニ盆栽は水と太陽が十分にあれば、元気に丈夫に育ってくれます。その水やりの水と光合成のための太陽の光を浴びる管理場所などをご説明します。 盆栽をすくすく育てるための […]
ミニ盆栽の肥料は量とタイミングが重要です 盆栽は樹木種類によって、肥料を与える時期が異なります。常緑樹や落葉樹、花もの盆栽や実もの盆栽で時期が異なります。それぞれの種類に適した肥料を与えないといけません、一度に多くの量の肥料を与えると徒長枝や葉が大きくなりすぎ、樹形が大きくバランスが悪くなります、そして、多すぎる肥料は木が弱る場合もあり逆効果です。小さい鉢は土の量、根の量が少ないため土の肥料濃度が […]
樹木の用土について 植物は太陽の光と水で命を繋ぎ止めます。盆栽も同じです。樹木は見えている幹や枝の地上部とバランスをとって地上部と同じ分だけ、地中に見えていない地下部の根も発育させます。水は用土の中に張り巡らせた根から吸収します。そして用土に根を張り土台となった骨格で地上部に幹と枝と葉をだし、太陽の光を吸収し養分を作り出します。動物なら住み心地の良い場所を探して移動できますが、動けない植物は土がよ […]
ミニ盆栽素材の購入する時の注意点 公園に育っている植物は公園を管轄している市や県の所有物になります。私有地に育っている植物も所有者の個人のものになります。勝手に採取しては犯罪となってしまいます。どうしても採取する場合は深夜にこっそりやりましょうとは言えません。盆栽にする植物は園芸店で購入するのが得策です。 園芸店や盆栽園でミニ盆栽の素材が販売されています。素材なのに数万円近くするものもありますが、 […]