2018年

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  • 2018.12.17

ミニ盆栽の剪定

ミニ盆栽の剪定とは ミニ盆栽は植物で生きているので、盆栽を長く育てていけば木が大きくなり、枝が伸びるのは当たり前のことです。ちょっと手入れをしないでそのままにしておけば人間の頭髪のように、枝が伸び放題になってしまいます。植物は日光を求めて葉と枝を広げて伸ばしていきます。鉢が小さいため、大きくなりにくい環境ですが、そのまま伸び放題にしておけば整った樹形が変わり、間延びした部分ができバランスが悪くなっ […]

  • 2018.11.26

ミニ盆栽、忌み枝の種類

忌み枝(いみえだ)とは 盆栽が順調に成長していけば枝が伸びるのは当然のことです。当たり前に伸びて行く枝を小さく、そして、大木の雰囲気の風格を演出していくために、ところどころ枝を短く切っていくのが盆栽です。 美しい樹形のため、勢いの強い枝を切り、全体のバランスを整えます。 その枝の中で、盆栽の樹形バランスを悪くする枝を忌み枝と言います。盆栽は枝の出る順番が樹形全体のバランスを決めるので、美しさを損な […]

  • 2018.10.16

ミニ盆栽の挿し木方法

挿し木で根を出させよう 盆栽をはじめ、植物を増やす方法は種から芽を出して生長する実生(みしょう)のほかのに、挿し木や取り木、接木で増やす方法もあります。桜のソメイヨシノは親木と同じ性質にするため接木のみで増やします。ガーデニングの園芸種でも挿し木で増やせる種類が多くあり、盆栽も植物ですので挿し木で増やす方法は一般的でポピュラーな方法です。特長として実生ほど時間がかからないで増やせる方法が挿し木です […]

  • 2018.10.10

ギンゴケ

ギンゴケ 日向/カサゴケ科 サイズ 茎の長さ 1センチ程度 生息地域 日本全国各地 生息場所 市街地、道路のはじ 特徴 日当たりの強いところや古いものは銀色っぽくなる事から名付けられています。 ギンゴケは都会のアスファルトの隙間などの過酷な環境で育つだけあって乾燥に非常に強い特徴をもっています。

  • 2018.10.09

ハマキゴケ

ハマキゴケ 日向/センボンゴケ科 サイズ 茎の長さ 1センチまで 生息地域 九州から本州 生息場所 コンクリートの塀、溝、石垣、石灰質を含む場所に群生 特徴 乾燥したところを好むコケです。 乾燥するとくるくると葉を巻き黒っぽくなります。

  • 2018.10.08

ホソウリゴケ

ホソウリゴケ 日向/カサゴケ科 サイズ 茎の長さ 1.5センチまで 生息地域 日本全国各地 生息場所 市街地のコンクリートやアスファルトの隙間 特徴 コケ盆栽でよく使用される種ねいです。 ギンコゲに似ています、朔がギンコゲのようには垂れ下がりません。

スナゴケ

スナゴケ 日向/キボウシゴケ科 サイズ 茎の長さ 3-5センチ程度 生息地域 日本全国各地、九州から北海道まで分布します。 生息場所 日当たりよく、湿った場所。岩や石垣などの上に群生します。 特徴 上から見ると小さな星を散りばめた形をしています。 コケの中では乾燥に強い種類です。直射日光に強いため屋上緑化用の苔に使用されています。 コケの中では夏の暑さ、強い日差し、冬の寒さにも強いタフなコケです。

  • 2018.10.05

ハイゴケ

ハイゴケ 半日陰/ハイゴケ科 サイズ 茎の長さ 5〜10センチ 生息地域 北半球の広い範囲に分布し、日本全国各地、沖縄から北海道~まで分布 生息場所 平地の日当たりの良い土の上、木の根元など 育成方法 木漏れ日程度の日光が当たる半日陰のような、日光が当たる場所に自生します。湿度を保って育てることが重要です。直射日光が当たってしまうと乾燥で枯れてしまいます。 特徴 コケの中では丈夫で育てやすく、園芸 […]

  • 2018.09.14

盆栽の王道、くねくねと伸びた樹形の模様木

樹木の形は性質と環境で決まります 絶えず強い風が吹き続ける海岸沿いの断崖絶壁に生き一方向に枝を伸ばす、吹き流しの樹形の黒松、周りの木よりもちょっとでも高くなるように光を求めまっすぐに天に向かって伸びる直幹の樹形の杉と自然に生きる木の樹形は様々です。 樹木の形はその種がもともと持っている性質のものと、成長していく過程の環境によって形作られていくものがあります。 性質で作られる形の代表として、スギやモ […]

  • 2018.09.05

ミニ盆栽の鉢選び

ミニ盆栽の鉢 盆栽の鉢のことを盆器とも言いい、盆栽にとって鉢は脇役と思いがちですが、主役といってもいいほど大切な要素になります。 植物と盆器の調和で、植物と盆器の両方が素敵になります。樹木や草の形状や色彩に合わせて鉢選ぶことを「鉢合わせ」、樹木と鉢のバランスのことを「鉢映り」と言います。お気に入り鉢を見つけたら鉢に合わせて植物を選ぶ楽しみ方もあります。 盆栽の盆器は大きさ、形、色、質感、材質と様々 […]

  • 2018.08.30

ミニ盆栽作りに使うこだわりの道具

ミニ盆栽、こだわりの道具 ミニ盆栽の魅力に片脚を突っ込んでしまい、百均で揃えた道具では物足りなくなり、もっと特別感のある道具が欲しくなってしまった方にとって、盆栽を趣味にするということはこの上なくぴったりの嗜好を見つけたことでしょう。 盆栽の道具には元々ご年配の男性の趣味ということで、こだわりの銘品があり、価格というものの概念が崩れています。 お金糸目をつけないときりが無くなります。しかし、こだわ […]

  • 2018.08.22

ミニ盆栽に合うコケについて

ミニ盆栽とコケは相思相愛 ミニ盆栽とコケの相性は抜群です。ミニ盆栽もコケも相乗効果で素晴らしい景観を見せてくれます。コケの細やかさにより樹木の大木の雰囲気が演出でき、年月のたった古木の壮大さが醸し出されます。小さい緑色で可愛らしいミニ盆栽を引き立ててくれる植物のコケ。一般的に苔と呼ばれますが、学術的には蘚苔類、蘚苔植物と呼びます。その種類は世界中で約2万種が記録され、日本では約2500種が生息して […]

  • 2018.08.20

ミニ盆栽はいつからあるの? 盆栽の起源

盆栽の歴史、盆栽の始まりは? 盆栽の盆は器、鉢のこと、栽は植物を植えることです。盆栽は日本の伝統文化のようなイメージがありますが、盆栽という名称で呼ばれることになったのは、江戸時代の終わり、明治のちょっと前で比較的最近のことです。盆栽の前は盆山(ぼんさん)と呼ばれていました盆栽の原型はそれ以前よりあります。盆栽の起源は中国です。盆栽という形態は農業、園芸の発達の後になるため、いつからが始まりかはは […]

  • 2018.07.11

ゴヨウマツ(五葉松)

ゴヨウマツ 五葉松 マツ科/マツ属/常緑針葉高木 木の特徴 日本各地に自生していて、短い針のような葉が5本ずつでることから五葉松と呼ばれます。 「御用を待つ」というところから、仕事が舞い込むとされ、縁起が良い木として特に商売する人に人気があります。 黒松や赤松に比べ葉が短く、こぶりなところから姫小松とも呼ばれます。暑さや寒さに強く、生長がゆっくりで丈夫なところと、柔らかい幹は、様々な樹形に作ること […]

  • 2018.06.29

ウメモドキ(梅擬)

ウメモドキ 梅擬 モチノキ科/落葉低木 木の特徴 本州から九州に分布し、可愛らしい実つきの良い木です。葉の脇に淡い小さな花をつけます。雌雄異株で雄木と雌木の両方を近くに置かないと受粉せず、実がつきません。古くなるほど枝打ちも細かくなります。9月から年明けまでの長い期間、色の変化を楽しめる実は、赤身のほか黄実、白実の品種もあります。雌木だけで結実するダイナゴン、矮小種のコショウウメモドキも人気があり […]

  • 2018.06.28

ハゼノキ(黄櫨の木)

ハゼノキ黄櫨 ウルシ科/落葉高木 木の特徴関東より西にみられる木で、実からろうそくの原料となる木蝋が抽出できます。和ろうそくのロウを採るために栽培され、琉球から伝わり拡がりました。黄緑色の小さな花が5〜6月頃に咲きます。鑑賞の見頃は見事に真っ赤になる紅葉です。ウルシ科の木は枝を切った際に出る樹液でかぶれる人が多いので、注意しながら作業を行うか手袋をしましょう。 施肥肥料を多くすると紅葉が遅くなり、 […]

  • 2018.06.27

ケヤキ(欅)

ケヤキ 欅 ニレ科/落葉高木 木の特徴 街路樹としてよく植えられ、全国各所にケヤキ通りがあり、親しまれている樹木です。 木目が美しく、堅いので、家具・建具等に使われます。日本家屋の建築用材として古くから使用され、神社仏閣などにも用いられていました。 ほうき立ちの樹形が代表的です。枝のない樹の形がほうきを天地を逆にした形をほうき立ちと呼びます。ケヤキの盆栽のほうき立は枝が細かいほど美しいほうき立ちに […]

  • 2018.06.26

カエデ(楓)

カエデ 楓科 落葉中高木 鑑賞期/10月〜11月紅葉 木の特徴 カエデ科カエデ属のうち盆栽では、切れ込みが3裂で葉が5枚の浅いものをカエデ、切れ込みが5裂以上、7枚以上で深いものをモミジといいます。 語源はカエルの手のように裂けている様子からカエデとなった説があります。 カエデの代表種としては人気の高いトウカエデとその変種のひとつミヤサマカエデがあります。紅葉の美しさが最大の特徴です。カエデのこと […]

  • 2018.06.25

モミジ(紅葉)

モミジ 紅葉 カエデ科/落葉高木 木の特徴 盆栽ではカエデ科のカエデ属で深い切れ込み5裂以上、葉が7枚以上をモミジ、ほかをカエデとしています。 秋の紅葉が見事なところから紅葉とかいてモミジと読ます。古木になると縦縞の白い幹が味わいを見せるようになります。昔から松柏類と同様に日本人に親しまれてきた樹で、春の芽吹き、夏の力強い緑、秋の見事な紅葉から寒樹と1年を通して四季折々の姿を楽しむことができるとこ […]

  • 2018.06.24

オウバイ(黄梅・迎春花)

オウバイ(黄梅・迎春花) 原産/中国 花の鑑賞時期/3〜4月 まだ肌寒い、早春に鮮やかな黄色の花が咲きます。どの花よりも早く春の訪れとともに黄色い花が咲くので迎春花とも呼ばれています。黄梅と書きますが梅とは全く異なり、木犀科でモクセイの仲間です。 地面についた枝からは根が発根し新たな株ができるほどの性質のため挿し木でも比較的簡単に増やすことができますが、幹が太くなりにくい木で大型よりも小型の小鉢で […]