2019年

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  • 2019.09.24

この読み方って何?ミニ盆栽用語一覧

あ行 赤玉土粒状の盆栽の基本となる用土。通気性と排水性が高く、保水性もあります。関東周辺の土(関東ローム層)の赤土。肥料成分がないため虫や菌が寄り付きにくいほぼ無菌の清潔な土で使い勝手がよく、盆栽のみならず、園芸やガーデニングの主流の土としても使用されています。 赤星病歯にオレンジ色の斑点ができて落葉してしまう、担子菌が寄生することによる病気 浅鉢(あさぱち)間口が広く、間口に対して高さが半分以下 […]

  • 2019.08.21

紅紫檀の植え替え手順

ベニシタンは葉が小さく、枝も細かいので、ミニ盆栽で人気の樹木です。秋には鮮やかな赤い実が彩を楽しませてくれます。 葉が元気な苗木を購入しました。 秋に赤い実が映えるように反対色の紺色で描かれている鉢をチョイスしました。 はじめに、鉢の準備をします。針金を蝶々の形にします。 鉢の底から針金を通します。 蝶々の羽の部分は鉢の底に止まるようになります。 鉢の内側には2ほんの針金の先端が来るようにします。 […]

  • 2019.08.18

ミニ盆栽の樹木の内部の仕組み

ミニ盆栽の体の仕組み 人間や動物の体には骨、血管、臓器と複雑な構造と仕組みを持っています。ミニ盆栽をはじめとする植物も生きていくための複雑な仕組みがあります。仕組みは複雑ですが、器官としての構造は簡単で植物は環境に合わせ細分化して適合していくので特殊な進化で幹か根か判別が難しくなっている植物もありますが、葉と幹と根の基本的に3つの器官しかありません。 樹木の内部はどうなっているの? 樹木は根から幹 […]

  • 2019.08.10

ミニ盆栽は、なぜ大きくならないで、小さいまま育つの?

木は生物の中で一番高く育ちます メイちゃんとサツキちゃんが踊るとドングリの木の実は一晩で勢いよくどんどんと大きくなり巨木になり、ジャックと豆の木では雲の上まで届くぐらい大きく樹木が育ちました。実際の世界ではそこまで急激に成長する樹木はありませんが、自然の環境で育てば、高木になる種類では5年ほどで樹高は人間よりさらに大きく、10年もすれば子供が木登りできるほどになり、20年ではシンボルとなるほどの立 […]

  • 2019.08.04

ミニ盆栽の葉っぱの色はなぜ緑色?

そのまま色名になっている葉の色 ミニ盆栽に限らず、植物の葉っぱの多くは緑色です。黄緑や青緑、濃い緑と幅はありますが緑色がほとんどです。緑色には色合いにより様々な色名があります。ターコイズグリーンのターコイズは宝石の色、ピーコックグリーンのピーコックはクジャクで様々な色を見せる羽のなかで特に鮮やかな青緑の部分の色のこと、ビリジャンは3価のクロム化合物を含む緑色顔料の色のことで、他の緑色の色名では葉の […]

  • 2019.07.28

地球を脱出! ミニ盆栽で火星を緑化する方法

ミニ盆栽が人類移住の鍵を握るか? ミニ盆栽も人間も成長します。それと同じように太陽も成長しています。太陽は現在、46億歳くらいで寿命はおよそ100億年ほどでほぼ半分生きてきたことになります。太陽の末期は水素を使い果たし膨張するため、地球は水がなくなり、気温の上昇で灼熱の気温になり全ての生物が生存できなくなります。 人類が50億後、継続していれば地球外に居住を移さなくてはいけません。そのためには、地 […]

  • 2019.07.24

生命の完成形?ミニ盆栽の樹木は、なぜ根・幹・葉を持つのか?

今のミニ盆栽はハイブリッド進化系? 松、紅葉、梅とミニ盆栽にされる樹木は植物に分類されます。人類の祖先は類人猿だったように進化を繰り返し現在の人間の姿になりましたが、植物も同じように進化を繰り返して淘汰され、合理的で最適な形状が現在の植物の姿になっています。 ミニ盆栽のご先祖様は? 中学校の復習をすると、樹木の祖先は藻類(そうるい)で、淡水や海水の水中で生育する光合成をする原始的な植物です。藻類先 […]

  • 2019.07.24

ミニ盆栽と観葉植物の違いは?

盆栽とくくりがありますが、同じ植物の観葉植物や鉢植えとは何が違うのでしょうか?盆栽も観葉植物も、どれも同じ植物で同じように鉢に入れ鑑賞します。くくりを分けて、無理やりに区別しているだけで、大まかには一緒です。緑を楽しむのも、緑を育むのも全て一緒です。しかし、何か違いを見つけ出さないと盆栽のくくりがなくなってしまいます。違いをあげるとなると、盆栽は鉢が小さい鉢を使用することとなります。 盆栽の盆とは […]

  • 2019.07.10

ミニ盆栽の開花と結実のコツ

花を咲かせ、実をつけさせるポイント 花物のミニ盆栽も実物のミニ盆栽も季節の移り変わりの姿と彩が美しさを見せてくれます。その姿を楽しむためには上手に花を咲かせ、実をつけさせるポイントをあげていきます。 花芽をつけさせるポイント 花物のミニ盆栽は花かを楽しむ盆栽なので花が咲きますが、実物のミニ盆栽も実になる前はまず花を咲かせます。確実に花を咲かせるには、花を咲かせる前に花芽をつけさせることです。 木に […]

  • 2019.07.06

シンパクの植え替え手順

ミニ盆栽の植え付けの作業は以外に簡単です。写真で順を追ってご説明します。購入してきたシンパクを植え付けます。シンパクは比較的丈夫で、初めて盆栽を育てる樹木にぴったりです。 はじめに、樹木を360度よく回して観察します。観察することで一番魅力的な植え付ける角度を探し出し、どの角度が正面になるかを見つけ出します。風通しや日光のあたり具合を考え、枝が多い場合はこの時点で剪定しますが、この樹木の場合はまだ […]

  • 2019.07.01

ミニ盆栽の形を整える針金形成

伸びた枝の方向を変える針金形成 盆栽では剪定の他、針金をかけて樹形を整える樹形づくりがあります。伸びた枝に対しては剪定を行っても、なかなか思い通りの方向に伸びない時は、針金を使って樹形を整えます。理想の方向に枝を伸ばし、樹形を整えるという他に枝を曲げることによって、各枝に陽の光を当てることができたり、風通しがよくなる効果もあります。 ミニ盆栽の形を整える針金は曲げやすい、園芸用のアルミ線を使用しま […]

  • 2019.06.29

気軽に始められる片手サイズのミニ盆栽

盆栽にも大きさがあります 気軽に始めるなら大きい盆栽よりしミニ盆栽です。大きさで盆栽を区分けするなら厳密ではないですが、樹高が50㎝以上の「一般盆栽」、50㎝から20㎝程度の「中品盆栽」、20㎝以下の「小品盆栽」、10㎝以下の「ミニ盆栽」となります。一般盆栽は大きさからして、立派なお庭がないと栽培は難しくなります。そんな中で気軽に始められる大きさのミニ盆栽です。 盆栽を始めるならミニ盆栽から 大体 […]

ここだけ抑えればOK。グリーンアートを室内でも楽しめるミニ盆栽

ミニ盆栽の鑑賞はお部屋で ミニ盆栽は、育ててちょっとずつつ成長させるという楽しみもありますが、暮らしの中でいろんなお部屋の中にインテリアとして飾り、鑑賞できることがミニ盆栽ならではの他ではなかなかできない、小さい鉢で持ち運びが容易ならではの選ばれた楽しみです。和の空間にはもちろん、小さいので主張が強くないため、リビングでも玄関でもバスルームでも住空間のどこでも調和よく収まリます。 室内に飾る時にち […]

  • 2019.06.24

実生で育てるミニ盆栽

種から育てる実生のミニ盆栽 実生とは、草木を種から育て芽を出させて生長させること。その発芽した植物のことを言います。増やし方は取り木、接木、株分け、挿し木などありますが、種から発芽させる実生は一番時間時間がかかりますすが、その分、木の全生涯を知ることになるので愛着は一番の盆栽になります。 秋の樹木には種がいっぱい 秋になると多くの樹木は実がなり、中に種ができます。公園の木から落ちた実を揃い中の種子 […]

ミニ盆栽の楽しみ方。初心者でも楽しめるミニ盆栽

ミニ盆栽と観葉植物の違い ミニ盆栽の楽しみ方を知る前に、ミニ盆栽と観葉植物の違いがわかっていると楽しみが倍増します。観葉植物との違いは育てていく際に。植物の全体が大きくなってきて植え替える場合に鉢の中に根が縦横無尽に乗り巡らされています。多少の根を整理するとしても、観葉植物は一回り大きな鉢に植え替えますが、盆栽は、同じサイズの鉢、ミニ盆栽の場合は更に小さい鉢、浅い鉢に植え替えます。そのまま育てて、 […]

  • 2019.05.02

ミニ盆栽をすくすく育てる管理場所

育てる場所を間違えると季節外れに紅葉してしまいます。 ミニ盆栽は植物ですので、水と日光で育ちます。熱帯雨林の植物や極寒の植物でない限り、日本の植物なら四季が遺伝子に組み込まれているため外で育てるのが基本です。2019年は埼玉県レイクタウンでのカエデの芽がで始めたのは、3月上旬です。 両端の鉢のミニ盆栽は4月の時点で順調に育っていますが、真ん中の鉢は1月のまだ寒い時期に室内に入れ、2ヶ月間育て芽を出 […]

  • 2019.04.20

寄せて植える。見所がアップする欲張りミニ盆栽

ミニ盆栽のいいとこ取り 1つの鉢で複数の個性のある植物を楽しむ、1粒で2度も3度も楽し無用に鑑賞できる、幕の内弁当や1日フリーパスのように欲張りな盆栽を寄せ植えと言います。また違う目的になりますが、1本の樹木だとボリュームが足りなく見栄えがどうしようも無い場合に、複数の種類の植物を1つの鉢に植えることも寄せ植えと言います。寄せ植えは他にも上部には枝と葉にボリュームがあるのに根元が寂しい場合には、背 […]

  • 2019.03.13

ミニ盆栽のお化粧-化粧砂

ミニ盆栽もお化粧すると美人になります 化粧砂とは盆栽鉢の土の表面に、敷き詰める砂の事です。赤玉の土は小粒を使用しても玉の大きさが気になる場合があります。そういう時は綺麗な細かい砂で化粧をするように表土を覆い隠します。 化粧砂を使用することで、細かい化粧砂によりミニ盆栽の大木の雰囲気が出ることと、明るい雰囲気や、落ち着いた雰囲気を出せる役割もあります。さらに、色の対比でコケを華やかに見せたり、緑の葉 […]

  • 2019.03.02

ミニ盆栽の部分的な名称と見所

盆栽の手引書、育て方の本を読んでいると、日頃聞きなれない盆栽特有の言葉が出てきます。よく使われるものと各部分の見所をご紹介していきます。 一の枝(いちのえだ) 根元から一番近いところから伸びる枝の事で、長く太いほど安定して本格的な盆栽に見えます。この枝から幹の先端まで伸びる順番にニの枝、三の枝と呼びます。根元から枝を左右に出しながら上に伸びるに連れてだんだんと細くなり様が理想とされ、幹のこけ順が良 […]

  • 2019.03.01

ミニ盆栽は芽摘みで小枝と葉を増やそう

花ものや実ものは花の数が減ってしまうので、開花母枝(かいかぼし)[花芽から次の枝を伸ばして花を咲かせる枝のこと、また結実する枝のこと]の芽摘みは花と実の鑑賞ため行いませんが、葉ものは放置しておけば樹形が乱れてしまうため、芽摘みが必要です。早春に新芽が次々に芽吹いてきます。その時期から作業は始まっています。最初に芽吹く一番最初の芽は冬に蓄えていた分、の昼力強いため勢いが強いので、そのまま放っておくと […]